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雪山

post date: 2018.12.25

category: スタッフブログ

こんばんは、先日Come backしてきましたishizawaです。

 

 

12月初旬の頃、無性に山に行きたくなり行ってきました。

 

今回は初の日光白根山で初の雪山登山です

 

 

 

 

早めに出発したつもりが登山口についたのは午前10:00

 

いつもの事ながら遅いスタート

それでも登山口の気温はマイナス8度

 

 

寒い・・・

 

 

 

標高が上がると寒くなるので、

 

頂上付近はおそらくマイナス15度~20度位

 

 

 

私がビギナーの為、歩き始めて気付きました、

 

 

積雪の為、道を外れてもわからないというか、

 

どっちに行っていいかわからない場所が所々・・・

 

 

こうして人は遭難するのでしょう

 

 

 

しかし雪景色が綺麗ですね

 

息を切らしながら歩いていると、

 

寒いはずが、汗ばむ程に、

 

 

雪山で汗をかくと致命的なので、

 

アウターを脱いだり着たり、まめに体温調整を。

 

 

 

 

しばらく歩いていると雪で足が取られ歩きにくく、

 

どんどん疲労していくので、

 

アイゼンを付けてみると、

 

 

思いのほか歩きやすい、

 

今まで無駄に体力を消耗していた事に気づきました、

 

 

 

最初から着けていれば・・・

 

 

 

 

 

気を取り直してしばらく歩いていると

池が全面氷ってスケートリンクのように、

 

 

ですが、この上を歩く勇気はありませんでした

 

まだ12月初旬ですから、確実に想像通りの結果に・・・

 

 

 

 

 

ここで一休みしましたが、

 

なんせ気温が低いので、あっという間に手が寒さでマヒしてきます。

 

この時点で12時半、すれ違った人、

 

 

下山してくる2人

 

 

 

そしてこの先で人と会う事はありませんでした。

 

 

 

 

急がないと日没までに下山できないので、早々に山頂を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

写真だとわかりにくいですが、

 

 

 

遠い・・・

 

 

 

しかも、てっぺんに見えているのは頂上じゃない・・・

 

 

 

見えてるつもりのてっぺんが なかなか近づいてこない

 

 

 

 

 

登山あるあるです、

 

 

 

 

 

森林限界点を超え

 

 

 

 

 

頂上のように見える所まで行くと、

 

 

 

その上に全く同じ光景が・・・

 

 

 

 

それを繰り返す事 数回・・・

 

 

 

そして徐々に急勾配に

 

 

 

 

もう山登りというか岩登り、

 

岩をつかみながら一歩ずつよじ登ります

 

 

 

 

ピッケルが欲しぃー!・・・心の叫び

 

 

 

 

 

 

そして、自分一人しかいない孤独感、

 

 

あとどれ位で頂上かもわからず、

 

 

早くしないと日没までに下山できない焦りから

 

オーバーペースになり若干の肩呼吸で軽い酸欠状態

 

 

 

勿論携帯は圏外

 

 

 

 

どんどん寒くなり、

 

 

 

 

全くの無音から、急に体をもっていかれそうになる様な突風が吹き荒れ、

 

風の音以外何も聞こえない

 

 

 

 

足を踏み外すと一瞬で滑落する恐怖心

 

 

 

 

どっちに進んでいいのかがわからなくなり、

 

 

 

 

自分がどこにいるのかもよくわからない

 

 

 

 

 

 

隣りの山から どす黒い雪雲が近づいている事に気づき

 

 

 

 

 

日が傾き始めている焦り、

 

 

 

 

進むか、戻るかの葛藤

 

 

 

 

 

山でパニックになる人の気持ちが良くわかりました。

 

 

 

 

 

 

ある程度登りきるまでは、写真をとる余裕はありませんでしたm(__)m

 

山頂付近はこんな感じ、

 

標高2578メートル

初の雪山単独登頂成功!

 

 

ゆっくりしている余裕もなく

即 下山開始。

 

 

少し下り始めると

 

何だか、寒さを感じなくなり、

眠くなってきたので、

少し寝てから下山しようかな?と思ったとき、

 

足がもつれ転びそうに、

 

立ち上がろうとしたら立ち眩み的なやつです、目の前が真っ白に・・・

 

意識を失わないで良かった・・・

 

 

酸欠が原因で思考が狂っている事に気付き

正気を取り戻せました。

 

 

その後はノンストップで下山、

何とか日没前に車の止めてある登山口へ帰ってこれました。

 

 

辛いし、何が面白いのって言う人もいると思いますが、

今回は当初のルートをショートカットしたので、

またチャレンジしたいと思います。

 

 

それでは、また

 

 

TUCGROUP メルセデスベンツ専門 葛西本店 ishizawa