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雪山登山

post date: 2022.03.01

category: blog-Staff Iの部屋 , スタッフブログ

こんばんは、寒がりの雪山大好きっ子、おじさん

どうも、私です、

 

 

久しぶりに雪山に登ってきました

 

2月某日、冬山では厳冬季と呼ぶこの時期の登山は初でしたが、

 

いつものノリで前日の夜、”天気もよさそうだし行ってみようかな!”と、

 

ろくに下調べもせず、事前準備もせず、無計画な行動、

特に冬山では危険です、、、

 

しっかりと計画を立て準備と行動をしましょう!

 

 

仕事帰りスーパーに立ち寄りおやつを物色♪

これ大事です、登山中のモチベーションにつながりますからね

 

道具は以前からある程度揃えてあるのでザックに詰め込むのみですが、

色々準備をしてたら気づけば午前2時、、、

 

寝不足はバテにつながるので準備は前日までに終わらせておきましょう!

 

午前4時 起床!

眠いですが出発です。

 

目的地は関東の最高峰、日光白根山

 

スキー場の頂上まではロープウェイで登ります。

 

ゴンドラの中で時計を忘れた事に気づきました、、、

時間、ストップウォッチ、方位、標高など、色々な情報が途絶えました。

 

スマホに登山マップのダウンロードも忘れました、

便利なもので、マップには道外れの警告機能もついていたり、

GPSを利用してリアルタイムで自分の位置が把握出来、

ポイント毎での所要時間もわかりますが、、、

 

何もない、、、

もはや盲目状態、、、

 

準備 大事、、反省です。

 

でも登ります。←こういう人が遭難します。。。

 

 

 

 

この鳥居をくぐり、柵を超えたら登山スタートです

 

その先の神社でパシャリ

 

既に3回登っていますが、2回は12月の積雪が少ない頃、真逆の菅沼ルートから、

もう1回は今回同様に丸沼ルートでしたが、夏だったので全く異なります。

積雪の為、登山道は全く見えなくなります、全く。

 

 

今回は既に歩いていた方達のトレースがしっかりついていました

これには感謝しかないですね。

 

 

足元はこんな感じ、

 

スノーシューってやつです

踏み固められたトレースから外れなければ ほぼ沈みませんが、

トレースから外れると、浮力の高いスノーシューでも膝下か膝上まで雪に埋もれます。

 

スノーシューを外すと腰上まで埋まり身動きが取れなくなります、、、

もがくと更に埋まります、、、汗だくになります、、汗が凍ります、、、凍えます、、、

汗をかかなくても凍えます、、、〇にます、、、

 

雪面からは想像つきませんが、

積雪は2メートル超えの為要注意です!

特に樹の近くはツリースポットと言って雪がなく空洞になっている為、

木のそばの雪庇を踏み抜くと落下します。

落下したら最後、春まで出て来れません、、、〇にます、、、

しばらくは森林地帯です、変わりばえない道をひたすら歩きます。

登って下って、登って登って下って、、、

2歩進んで1歩下がるみたいな事が数時間続きます。。。

あれ、3歩進んで2歩下がるでしたっけ?、、

まぁ、いいや。。。

 

 

森林限界点を超えると一気に景色が変わります。

風を遮る木々がなくなるので、天候によっては吹き荒れます、

標高高いので風速30メートルとかザラです

 

その為、ここから上は積雪量が一気に減るのでアイゼンがお勧め

割と急斜面の為軽アイゼンはダメですね、

10本か12本爪のアイゼンが良いと思います。

 

たまに吹き溜まりがあるとかなり深いので踏み抜きには注意です。。

 

 

 

 

画像の奥、上の方がこちら

心臓破りの坂的な

 

 

なんだか、

はぁはぁしてきちゃった。。。

 

 

 

どころではすみません、ぜーはーしながら登ります。。。

標高も手伝いしオーバーペースで登ると酸欠間違いなし、、

 

まだこちら側にいますが、向こう側が見そうになります、、、

 

 

頂上付近は岩場です、大きな岩がゴロゴロしています、

そしてこの山、菅沼、丸沼のどちらから登っても、

最後に岩場を登ります、

 

 

山頂とほぼ同じ高さまで登り、

下ってからもう一度岩場をよじ登ります。。。

毎回、頂上付近で”もういいんじゃないか?”と思います。。。

これ私だけでしょうか?

 

 

 

登頂です

絶景です。

 

 

晴天&無風の為、気温はマイナス16度程ですが、

寒く感じませんが、

 

寒さの為なべ焼きうどんが全然温ったまりません、、

 

 

人もいない貸し切り状態の雪山を満喫、

 

というか

ゆっくりとし過ぎました。

 

当日は4組程山に入っていたようで、途中すれ違いました、

最後にすれ違った方が、もう下りのロープウェイに間に合わないと言って

焦って下山して行きました、、、

 

確かに聞いてはいましたが、聞き逃していました。

 

ロープウェイが終わると時期に日暮れです。。。

 

 

日没後は暗闇です、

トレースが見えなくなったら終わりです。

晴れていれば多少の月あかりに期待できますが、

森林地帯では木が光を遮り真っ暗です。。。

 

そうなれば、すぐ迷子です、、遭難です、、〇にます、、、

 

 

山は日没前に下山するのが鉄則

 

急いで下山です。焦っていたせいもあり、

何度かトレースから外れました、

外れた瞬間大体 雪を踏み抜きます

2度程滑落しかけました

 

滑り落ちたら戻ってこれませんので、焦りは禁物です

 

 

そして、真っ暗になってしまいました、

 

 

今まで一度も使った事のない探検隊ライトが役に立ちました。。

備えは大事ですね。

 

 

ロープウェイの山頂側に到着すると、

人一人いません。そりゃそうだ。。。

 

 

完全貸し切り 暗闇のゲレンデをスノボーでゆっくり下りてきました。

 

 

 

 

事故も無く下山、無事に帰ってこれましたが

 

山をなめるなと登山家に怒られそうです

 

今回は反省です

 

 

 

 

それでは、

また

 

雪山で♪

 

 

 

 

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